2023年1月1日から続けている5年日記。「書けたら楽しそうだなー」と何気ない気持ちで始めてみましたが、先日3年目に突入しました!こんなにきちんと書けるとは自分でも思っていませんでした。(もちろん献立だけしか書いてないみたいな日もあります)
この記事では、使っている日記帳の紹介、実際に書いた感想と自分に起きた効果などを書いてみます。
(自分なりに工夫して続けられたので、次回はそのコツなどもまとめてみたいです。)
日記帳本体の感想
マークスの5年連用日記を使っています。
私はちょうど「1月1日」から始めましたが、年数・曜日を記入していく形式なので、どの日からも始められるようになっています。1月くらいからなら、その年から!という形にしちゃってもいいと思います。
(あとこの連用自体に意外な効果がありました。毎日「〜24」とか年数を書くので、書類書くときとかに今が何年かわからなくなりにくくなりました。)
もっと装飾的なデザインのものなど色々あったのでとても迷いました。結果、「念のためシンプルにしておこう」理論でこれに決めたのですが、下記の理由からこれにしておいて良かった!と思いました。
いいところ1 表紙がビニール製
意外と汚れるんです!というのも、私は机に座って落ち着いて書く…というよりも、キッチンで家事の合間にかくことが多いためです。(毎日続けるためにはそれが最善策でした。)ちょっとコーヒーがついちゃったり、時には油が飛んだり(!?)したのですが、さっと拭けば汚れも取れるし目立たない色なので、3年目ですが結構綺麗に使えています。
購入候補の中には布張りのものもあったのですが、もしそれを選んでいたら大切にし過ぎて続かなかったかも…と思っています。逆に、毎日机に向かう習慣がある人は、表紙の材質などはあまり気にしなくても大丈夫だと思います。
いいところ2 目標設定ができる
冒頭の数ページは、大きく10の目標を書くページ、そのあと見開きで5年間の目標設定や計画のページになっています。5年後に何をしたいか、そのためにそれぞれの年、季節ごとに何をするか計画を立てる年表みたいなものも。
(下記画像はマークスの公式サイトから引用)


最初は「こんなのしっかりできる人間じゃないし」「子育てでそれどころじゃない」と思っていたのですが、毎日開くのでなんとなく目に入り、「そういえば英語勉強したいんだよね」「仕事のこの部分頑張りたいんだよね」「もっと本読みたい」とか段々本音(?)が出てきて、しっかりちゃっかり使い込んでいます。
実際に昨年はTOEICを受けたり、細々した目標設定を別でnotionで行ったり、自分自身の生産性・行動力が上がった気がしています。子供が赤ちゃんじゃなくなったから、というのもあるかもしれないのですが、それでも自分がやりたいことを見つける手助けをしてくれました。

いいところ3 1日の記入欄がちょうどいい量
記入欄は6行。伝わりにくいと思いますがイメージ的には140文字2ツイート分くらいかな…という感じ。朝昼晩の出来事、子供達の言動、世間で起きたことなどパパッと書けるくらいです。私にとっては大きすぎず小さすぎずちょうどいい感じでした。

あとはちょっとした空白があるのも嬉しい。絵で残しておきたいことや、特に印象的だったことはそこにも書いています。

カフェなど別の場所で書きたい、と持ち運びを予定している人は、もう少し記入欄が小さいコンパクトなもののほうがいい気がします。持ち歩くには結構重いです!

2年続けた感想と効果
子供の成長がわかりやすい
2年目以降は書いていると自然と前年の欄が目に入るように。
「昨年はこんなに喋れてなかったのに、今はもう普通に喋ってるもんなー」とか、「そういえば昨年この服着てた!」とか、いろんな思いが出てきて毎日書くたびに「大きくなってるんだな〜」と、彼らの成長を実感することができます。着替えが遅いとかすぐ泣くとかは、まあ、元気にすくすく成長しているし、いいか…とちょっとだけ心がおおらかになります。笑
もっと早く始めていれば最高の育児記録になったのに!と思いつつ、生活リズムが落ち着いてきたここ数年だから続けられているのかも、という思いもあります。
「そろそろ〜する時期」に役立つ
昨年はこのタイミングでクリスマスツリー出してたのかーとか、この時期インフルで全員ぶっ倒れてるから手洗いうがい気をつけよう…とか、昨年はもうクーラー入れてたみたいだけど、昨年ほど暑くないのかな?とりあえず掃除しておこう、とか季節のイベントや移り変わりの時期のリマインドにすごく役立っています。
(でもこれは最近、「来年はもっと早めに〜しよう」と思った段階でGoogleカレンダーに入れるようにしました。インフルの予防接種とか、それこそツリー出すタイミングとか)
時間の流れが速すぎる!!!と常に焦っているのですが、この日記にしがみつき始めてから、ちょっとだけ落ち着いて過ごせるようになりました。濁流の中でほっそい木の枝に捕まってるみたいな感じ…
「少し先」のことを想像する機会になる
これも子育てのフェーズが「赤ちゃん期」を過ぎつつあるからという前提がありますが…。先述した日記冒頭の「5年の年表」や、まだ空白の「数年後の今日」を見るときに、ふと「この頃には、自分はどうなってるのかな?」と考えることがあります。アルバムで過去を振り返るように、逆にちょっと未来を考える時間です。
毎日「来週の予定、来月の予定…そもそも今日のご飯は!?」と直近のことで頭がいっぱいになりがちなので、そうやって長いスパンでの先を見るとちょっと心が落ち着いたり、コツコツ何かをやっている自分を肯定できる感覚になります。他ではあまり味わったことがないかも。
慣れれば負担にならず続けられる
2年前、始めたばかりの頃は「こんなに分厚いの、書き切れるわけがない」と思っていましたが、1年を終えたあたりから「意外といけそう」という気持ちになっていました。よく「習慣化」の話の中で「やらないと気持ち悪くなるくらい生活に定着させる」ものの例として歯磨きが出てきますが、本当にそんな感じです。書かないと落ち着かなくて、いつも生活と共にある感じです。
とは言いつつ、続けていくための工夫もしていたので、それについてはまた後日書こうと思います!

ちょっとでも迷っている人がいるなら、間違いなくおすすめです!