深夜2時に入院したのち、分娩台に上がるまでは陣痛室でひたすら陣痛と対峙していました。
前回はこちら。

【前回】2.腰痛だと思ってたら陣痛だった

 

四つん這いと深呼吸でしのぐ

漫画に書いた様な、肘をついた四つん這いで陣痛をしのぎました。
「ふーーーー」っと大げさに息を吐かないと耐えられない様な痛みでした。
ちなみにこの時もお腹というより、
腰回りがぎゅーっと押し広げられる様な痛みでした。
陣痛の感覚は3時ごろ5分弱、5時ごろには3分弱になっていました。

持っていって大正解!ゼリー飲料

妊娠前はフルマラソンを走ったり、ランニングをしていました。
その時によく飲んでいたアミノバイタルのマルチエネルギーを入院バッグに入れておきました。
お守りみたいな気持ちで入れていたけれど、大活躍しました。
というのも、入院時に利き手に点滴をされてしまい、食事を取るのが難しかったためです。
どちらにしろ陣痛の感覚も狭まってくると入院食もゆっくり食べれなかったので、手軽にエネルギーを補給できて本当によかったです。
3つ持って行って、2つは分娩前、1つは分娩後お腹が空いた時に飲みました。

(ちなみに点滴は、以前やった菌の検査で陽性だったため、
分娩前からする必要があると言われましたが、
詳しくは覚えておりません。すみません…)

「胎胞ぱんぱん」の謎

レポ2でも記述した通り、結局謎のままなのですが、破水はしていなかった様子。
「破水してたら赤ちゃん苦しくなっちゃうよな」と心配していたけど、
その心配もなさそうでした。
陣痛の痛みが結構ヘビーだったので、
内診の痛みにはだいぶ慣れていました。

夫へ連絡

出産教室で
「お産が8割進んだ段階で立会人に連絡」
と聞いていたので、「連絡して」と言われた時
「もうちょっとで赤ちゃんに会える!!」とも思いました。
またずっと一人で陣痛と戦っていたため、
見知った人の声にすごく安心して、
結構大人気なく泣いてしまいました。

「いきみたさ」が押し寄せてくる

他の方の出産レポを読んだり、先輩たちの話を聞いていると
「いきみたくなってくる」
というのがあまりピンときていませんでした。
でも本当に、『いきみたくなってくる』時がきました。
はっきり言って排便したい!!!
と焦っている時の気持ちと全く同じでした。

「このままでは出てしまうのでは…?出てきちゃったらどうしよう…?」
とテンパってしまい、ナースコールをしました。

【続き】4.いよいよ分娩台へ

出産レポの他の記事はこちら

0.分娩方法と大まかな流れ
1.おしるしと最後の検診
2.腰痛だと思ってたら陣痛だった
3.陣痛との孤独な戦い(このページ)
4.いよいよ分娩台へ
5.派手に破水、排臨
6.最後のいきみ、いよいよご対面
7.産後の処置と、謎の空気砲
8.意外と慌ただしい入院生活
9.(完) 退院して始まった「産後」の生活