我が家は造作で作りこんでもらった部分が
何点かあるのですが、
キッチンの背面収納もその一つです。

普段使いの食器や製菓用品、クロスを入れたカゴ類などをしまっています。

採用した経緯や、
使ってみた感想などまとめました。

システムキッチンの
吊り戸棚から変更した理由

我が家のシステムキッチンは
LIXILの「シエラ」です。
一番手頃なタイプだったので決めました。
(ここら辺についても
後日書きたいです…)

パネルの色はネイビー。手頃な中で家にあったものを見つけられてラッキーでした。

丸っとセットで見積もりを出してもらったので、
当初は吊り戸棚も付けていました。
しかし下記の理由からオープン棚を
採用しました。

1.リビングから続く天井を
広く見せたい

吊り戸棚にすると
天井の面積がやや狭くなります。
オープン棚にすることで
天井の端までみえるので、
感覚的には広く感じると
アドバイスしてもらいました。

2.よく使う食器や調理器具の
見た目を気に入ってる

マグカップをはじめ、
急須、お猪口、
コーヒープレス・グラインダー
などなど、
贈り物や吟味して買った物が多く、
見た目も気に入っているので
仕舞い込むのではなく、
見せられる収納ができるのなら
そうしたい、と考えていました。

3.収納は別場所にできる

高気密・高断熱の家なので、
暖房の熱で食品が痛まないよう、
外の気温で管理できる断熱の
「食品庫」が別にあります。
冷蔵庫くらいのスペースで
高さは天井まであるため、
食品だけでなく
普段使わない調理器具なども
そこにしまう予定でした。
そうなると、吊り戸棚ほどの
収納力はなくても十分かも…
ということに。

4.減額になる

これが決定打でもありました。
希望のサイズかんで見積もりを
出してもらったら
吊り戸棚一式よりも
数万円低い価格でした。
見た目も機能も十分で
価格が下がるなら
絶対こっちの方がいい!
ということで、
リクシルからの見積もりを
変更してもらいました。

「飾り棚」ではなく、
普段使い用としての工夫

オープン棚というと、
飾り用のイメージが強かったのですが、
食器や調理器具を乗せても
大丈夫なように
工夫をしました。

強度をしっかり

板にはしっかり厚みを持たせ、
アイアンの支えも3点。
工務店さんにはあらかじめ
乗せるものなどを伝えておきました。

少し使い込まれた感じもあるアイアンの支え部分。黒がいいアクセントになってます。

出し入れしやすいよう
サイズをきっちり計測

それぞれの棚の高さを
あらかじめ自分と夫の身長に合わせて
電子レンジのサイズや、
実際にしまうもの
(マグカップなど)
のサイズを参考に計測。
取り出しにくくならないよう、
でもカウンターの邪魔に
ならないような位置に
決めました。

収納力も持たせる

一番上の段は大きめの
収納小物なども置けるよう、
奥行きを広めにとっています。
スツールなどないと届かない位置ですが、
普段そこまで使わないものを
しまうのにぴったりです。
まだものは置いていませんが、
お誕生日の時に使うろうそくなど、
イベント用の調理器具・小物が
置かれる予定です。

実際に使ってみて…

勝手口からの眺め。冷蔵庫横のマグネット部分もしっかり使えるようになってます。

ワンアクションで物を取れるのが
とっても楽です。
何よりお気に入りの物が
いつも目に入るのが嬉しいです。
収納も今のところ余裕があり、
子供が大きくなって物が増えても
対応できそうな感じ。
まだまだ配置や
収納の仕方など、
考えるべきところは色々あるので
日々使いながらよくしていきたいです。

実際の寸法や使用なども
後日まとめてみたいと思います。

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