産後1年親知らずがボロボロになって抜歯した話

産後１年歯の一部が取れる

娘が1歳になって数週間経った頃。
つかまり立ちや高速ハイハイが始まり、危ない目にあわないように、一緒に過ごすだけでちょっと緊張感のある毎日。
「今日も疲れたな〜」と思いながらぼんやり歯磨きをしていると、奥歯からごろっと大きめの食べかすが….
と思ったら食べかすじゃない。固い。
口から出して見てみると、5ミリくらいの細かい歯の破片のようなものが。
ふちはちょっと黒くなってる。

「歯が取れた…？でも痛くないし…そんなことある？あっ奥歯の詰め物かな」

と考えていました。
幸い痛みはありませんでした。
その週末に歯医者へ行くことに。
ちなみに妊娠発覚の数ヶ月前に一度行ったきり、歯を診てもらっていませんでした。

久々の歯医者へ即抜歯

「抜く以外に方法がない」

口腔内を診てすぐ先生の「あちゃー」のひとこと。

「親知らずがボロボロになってます。抜くしかないね」

「ちょっと心構えが…怖いので後日でもいいですか…」

「後日でもいいけど、今は痛くないだろうけど、いつ痛くなりだすかわからない。
レントゲン見たところまっすぐ生えてるから、時間は10分くらいで終わるし、痛みもそこまで長引かないと思うよ」

「親知らず抜くとほっぺが腫れ上がる」
「痛くて眠れない」
など友人から聞いていて私はかなりビビっていましたが、
「いつか急に痛みだすかも」というほうが怖かったので、
その場で抜歯してもらうことに。

他の歯や口腔内の状態

奥歯に小さい虫歯ができ始めている。
親知らずは上は両方虫歯。下は虫歯になりかけ。
毎日の歯磨きでは取りきれない汚れが溜まってきている。

もし次の妊娠を考えているのなら、その前に定期的に通って気になるところは全部治してしまったほうがいい、と言われました。処方箋で出せなくなる薬があったり、体調で来れなくなったり、悪化することもあるからだそうです。

いざ抜歯！

まずは麻酔

２度歯茎に麻酔されました。最初は外側、２度目は内側（舌側）からでした。
予防接種や採血の時のような「チクっ、ジーン」とした感じがありました。
麻酔が効くまで3分くらい時間を空けました。

抜歯の感覚は「ギュッと歯茎を押される感じ」

いよいよ抜歯。「強く押される感じがしますよ〜」と言われたあと、ギューっと強く歯茎を押される感覚。
痛みは全くありませんでした。
10秒後ぐらいに「抜けましたよ」。
ガーゼを噛んで、おしまい！
想像以上にあっという間でした。

翌日も痛みや出血はなし

抜歯から３時間後くらいに痛痒い感じがしたので、念のためもらった痛み止めと抗生物質を飲みました。
翌朝には、その痒さもほとんどありませんでした。
かさぶたからか少し血の味がするのと、舌で触ると「穴が空いてるな〜」と思うくらい。
でも数回抜歯をした経験がある夫に「そんな平和な抜歯があるの…？」と言われたので、もしかしたらとてもラッキーだったのかもしれません。